毎年のように同じことを書いているような気がしますが、新年まで一週間を切ってようやく業務も一段落。この時期は年末年始の小売店への手提げ袋の配送や、春節前に確保しておきたかったお客様の製品の荷受け、また年内納品を希望されるお客様への発送などで会社は大忙しでした。
さて、二週間前にも書きましたが、弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所は今週末12/28(土)〜来年1/5(日)まで冬季休業させて頂きますので、期間中は申し訳ございませんがお問い合わせの電話は通じません。ただもちろんお問い合わせフォームやメールでのお見積りのご依頼については、休み明けからにはなりますが順次対応させて頂きますので、よろしくお願い致します。
この一年を振り返って、一番に思い浮かぶのは、やはり不織布ワイングラスホルダーや、同じく不織布お猪口ホルダーなどのグラスホルダー類のこと。いろいろなお客様にご要望いただいたこともあり、これまでにない数量をお客様にお届けすることができました。本blogでの地道な宣伝だけでは到底無理な話で、あちこちのイベントでお使いいただいた際の口コミなども影響しているのだと思います。また、ワインイベントや日本酒イベントだけでなく、ビールやウイスキーなどのイベントでもフルオーダーメイドのグラスホルダーをお使いいただいたり、変わったところでは以前にも書きましたが国税局の鑑評会用にご購入いただいたりして、それらがローカルニュースなどで放送されているのも知名度アップにつながっているのだと思います。皆様ありがとうございます。
また、お客様のご要望やイベント等の内容に合わせて、フルオーダーメイドでのグラスホルダーの製作依頼が色々と増えたのも、今年の特徴と言えるかもしれません。基本形状の底マチ・バイアス縫製の不織布製品から、角底形状に変更されたものや、生地素材を不織布からコットンシーチングに変更したものなどの派生品が次々に生み出されています。※ちなみにこちらのお客様からは、今回さらに厚手のコットン7oz生地を使用し、二つのポケットからマチをなくして首かけ紐を肩掛けの長さに延ばした製品の発注を受けています。これはすでにグラスホルダーではなくサコッシュですね。
お客様の要望に合わせたフルオーダーメイド製品の製作を主にする弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所。その強みが最大限生かされた流れができているのもありがたい限り。来年もこのままの流れで行けたら良いのですが。
フルオーダーメイドのオリジナル製品といえば、今年は少し変わった品物を入れるための不織布手提げ袋も製作させて頂きました。形状としてはバイアス縫製の不織布角底型のショルダーバッグで、特に変わった形状ではないのですが、大きさが縦460x横700xマチ150mmもあるかなり大型の不織布バッグ。義肢製作所様からのご依頼で、義手や義足を運ぶためのものだそうです。安くて軽いのにそれなりに強度があり、手提げ紙袋などよりもサイズや形状の自由度が高い不織布ならではのバッグではないかと思うのですがいかがでしょうか?
さて皆様、今年一年のご愛顧ありがとうございました。来年も「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所をよろしくお願い致します。
おまけ
画像はコロナ前の初詣風景。今年は酒に酔っての手振れ画像量産は避けたいものです。