弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所では、周期的に弊社オリジナルのサンプルバッグを製作し、お客様や希望者へ配布しています。最近では「フルカラー全面柄印刷も可能な不織布バッグ」や、「QRコードを布製バッグに印刷する際の注意点」で紹介したコットンバッグポリエステル600D生地のバッグ、「尾崎〝酒〟工所!? その三」で紹介した底マチの酒瓶用不織布バッグ、既製品に名入れする「この時期ならではのサンプルバッグ」や、不織布の表地と裏地で生地色を変えた「こんな不織布バッグはいかがでしょうか?」など、このブログでも折にふれて紹介させて頂いています。

これまでに製作したサンプルバッグの一部

これらのバッグはもちろんお客様に「あ、このバッグ良いな」と思ってもらうためのもので、製作する際にも会議やミーティングで意見を出しあったり、誰かのアイデアを皆でブラッシュアップするのが必須。
そうして製作したサンプルは、多かれ少なかれ価格面やアイデアで「良い!」と思ってもらえるお客様があらわれ、配布してからしばらくすると「あれと同じものを○○を変えて作りたいのですが」等のお問い合わせや発注が来て、それぞれのお客様独自の印刷やカスタマイズを行った製品として世に出て行きます。

ところが4年ほど前に作ったサンプルバッグで、今でも途切れずにお問い合わせは頂くものの、なぜか発注まで行ったことのない製品があります。

なぜか発注に結びつかない

本blogでも「背負えるトートバッグはいかがですか?」で紹介させて頂いている「リュックトートバッグ」は、今だに本発注にまで至ったことがないのです。

リュックトートバッグ001
リュックトートバッグ002

持ち手と背負い紐を兼用させることで、シチュエーションに応じて、リュックにも肩掛けのショルダーバッグにも簡単に変更でき、サンプルのサイズだと大容量なのに軽量でくるっと丸めて他のバッグにも入れておけるという使い勝手の良さで、配布先の評判もかなり良いにも関わらず、なぜかお客様のご発注による製作がまだありません。
もちろん、なるべく単価が下がるように徹底的に構造は単純化しましたが、それでも一般的な不織布バッグより価格は上がります。とは言えポリ600D+PVCやそのほかの生地と同等の価格で製作できますし、他とは違ったバッグというのは大きなアドバンテージではないでしょうか?
ちなみにサンプルのサイズは縦400x横400xマチ100mmの舟形バッグですが、もちろんフルオーダーメイドの元になる形ですので、お客様がご自由にお好みのサイズや仕様でお作りいただけます。
ちょっと変わったこんなバッグ、作ってみようかなと思っていただけましたら、「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所まで、お問い合わせやお見積もりのご依頼をお願い致します。

もちろん他のサンプルバッグや他のフルオーダー製品、既製品などへのお問い合わせもお待ちしております。具体的な仕様が決まっていなくても構いませんので、お気軽にお問い合わせ下さい。よろしくお願い致します。

おまけ
会社の近所で一番好きな桜、丁寧に手入れされた古い枝垂れ桜が今年も無事に花を咲かせました。大阪市内では街路樹などの古い木が伐採されることが少し問題になっていて、自宅近くの川沿いや、毎年花見に行く公園などでも古い桜が伐採されています。これはこれで寂しい事なのですが、代わりに植えられている桜がソメイヨシノではない複数の品種だったりして、数年後の景色が楽しみでもあります。

会社の近所の桜