弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所では、大学や高校、酒造メーカー様などに向けて、周期的にサンプル品を製作し、ご覧いただいています。今回の不織布バッグはそんな学校様向けのサンプル品です。

ポリエステル不織布バッグ

特徴は何と言ってもバッグの生地表面に、そのままフルカラーで印刷が可能なところ。
一般的に不織布バッグに使われるのはポリプロピレン製の不織布で、軽くて丈夫なのは良いのですが、印刷は主にシルクスクリーン印刷で、多色刷りは難しくグラデーションなども再現できません。

不織布へのシルクスクリーン印刷

熱転写印刷(いわゆるアイロンプリントの工業版)や、表面にグラビア印刷を行ったPPフィルムを貼ることで、フルカラー印刷も可能ですが、その分単価が上がったり、最小ロットが大きくなってしまうのが難点でした。

PPフィルムを貼ってフルカラー

今回のこのバッグに使われている生地はポリエステル不織布で、一般的な不織布生地と違って表面に凹凸がなく、さらにポリプロピレンより高温に強いことから生地に直接転写印刷が可能。そのため多色刷りはもちろん、グラデーションも再現できる上、既製品のバッグに直接印刷が可能なので、小ロットでの製作も可能になります。サンプルは片面にフルカラー印刷していますが、もちろん両面への印刷も可能です。
サンプルとして作製したバッグは、角二封筒が入る小判抜きのA4サイズ平袋(縦400x横270mm)ですが、同シリーズの既製品バッグには、同じく小判抜きのB5サイズ平袋(縦310x横250mm)や持ち手付きのA4サイズ平袋(縦350x横270mm)、持ち手付きの舟底(縦345x横270xマチ60mm)や角底バッグ(縦330x横260xマチ90mm)もあります。
持ち手のない小判抜きバッグ2種類の場合は、上下左右に余白の無い全面柄でのフルカラー印刷も可能ですので、迫力のある画像やイラストを印刷することでインパクトのある不織布バッグが手軽に、そして比較的安価に製作可能です。一般的な既製品不織布バッグと違い、生地色のバリエーションは白生地だけですが、大きな面積にフルカラー印刷すること前提ですので、好みの色に染められるといっても良いのではないでしょうか。

小判抜きタイプには全面柄印刷も可能

大学や高校のオープンキャンパス・オープンスクール用としてだけでなく、小売店様の持ち帰り用などにもぴったりな、こんな不織布バッグはいかがでしょうか?
お問い合わせやお見積もりのご依頼「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所までお気軽にどうぞ。

おまけ
まだまだ寒い日が続くとはいえ、ようやく春の訪れを感じられるようになって来ました。再度の大流行が少し不安ではありますが、コロナを気にせずに過ごせる久しぶりの春になるようですので、ゴールデンウィークあたりを狙って、今からどこに行こうかと色々と計画を立てる日々です。どうせなら少し遠くに、海外とまでは言わないので2〜3泊の旅行に行きたい!
ネットの個人的画像置き場が、自宅や会社の近所で撮った梅と桜、たまに紅葉ばかりになっているのを、そろそろ何とかしなければ、ね。

紅葉も良いのだけれど