はじめに
早くも第6波が訪れようとしているのか、それともと、日々の感染者数に注視する方も多いであろう日々が続きます。
先日『フルオーダー製品の納期と既製品について』と題して、弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所でオーダーメイド製品を作る際の、各素材についての納期の違いについてご説明させて頂きました。
今回はその続き、納期の長いフルオーダーメイド製品の代替として使われることの多い、名入れ可能な既製品について、その長所と短所、また品揃えの一端をご紹介させて頂きます。
既製品に名入れする際の長所と短所
すでに本体が出来上がっている製品に、後から印刷することになりますので、フルオーダーメイドで弊社提携の中国工場で製作する場合と比べ、納期は半分の約1〜1.5ヶ月となります。さらに印刷も必要ないという事でしたら、ご発注後2、3日で納品することも可能。急ぎのイベントに使用するには大きなアドバンテージになります。また、フルオーダー製作の場合よりも最小ロットが少なく、比較的少ない数量からオーダー可能なのも、特にこのご時勢には魅力になるのではないでしょうか。
逆にデメリットとしては、まず上で申し上げたように製品に後加工で印刷を行いますので、印刷の方法や印刷範囲にどうしても制限が出てしまうことがあげられます。
また製品をあらかじめ作って保管しておく必要がありますので、どうしても需要の高いことが予想される基本的な形状・サイズのもの中心になって、冒険した仕様のものや変わった形状のものは品揃えに入れにくくなります。このblogの「新製品情報」でご紹介する少し変わったバッグ類についても、初回生産分の売れ行きによって追加生産の数量やそもそも追加生産するかどうかが決まりますので、気が付いた時には生産終了ということが起こったりもします。
名入れ可能な既製品その1(不織布バッグ、不織布手提げ袋など)
資料を入れて持ち運んだり、そのまま配布したりされることの多い不織布バッグや手提げ袋などは、基本的ないわゆる「A4サイズ」「角2の封筒が入るサイズ」をはじめ、様々なサイズがなるべく品切れのないように取り揃えられています。生地色も多種類ある製品が多いので、急ぎの際に頼りになること間違い無しです。
名入れ可能な既製品その2(不織布巾着袋、不織布袋など)
製品のラッピングや内袋として使い勝手の良い不織布製の巾着袋や持ち手のない不織布袋も、中に入れるもののサイズの合わせた多種類の製品が揃っています。クリスマスやお正月などイベントの多いこの時期には特に重宝するのではないでしょうか。
名入れ可能な既製品その3(不織布ワイングラスホルダー、不織布お猪口ホルダー、不織布エプロンなど)
不織布の各種ホルダーは本来「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所のオリジナル製品ですので、他所で見ることはまず無いかと思います。不織布ワイングラスホルダーは白とエンジ色の既製品を(この2色になった経緯についてはこちらをご覧ください)、不織布お猪口ホルダーは紺色の既製品をご用意しております。
また最近よく声がかかるようになったものに、黒色の既製品不織布エプロンがあります。これらもこれからの時期に活躍することを担当者は祈っています。
名入れ可能な既製品その4(コットンバッグ、コットン手提げ袋など)
こちらもSDGsの影響で不織布バッグに追いつく勢いでお問い合わせの多い製品です。どうしても不織布製品よりは割高になりますが、地球環境に考慮したイメージを比較的気軽に主張できます。
名入れ可能な既製品その5(チャック付きポリ/ビニール袋、アルミ蒸着袋など)
これらは上記の製品とは少し毛色が違い、国内生産品ですが大量生産用の品なので最小ロットがかなり多く、それほどの数量は必要ないという方からのご依頼が多い品です。サイズにもよりますが、おおむねフルオーダーの10分の1程度の数量で製作可能ですので、まずは既製品で試してみてからフルオーダー製作に移行するのも良いのではないでしょうか。
名入れ可能な既製品その6(弊社blog「新製品情報」で紹介のバッグ類)
こちらはまた他の既製品とは違った種類のもので、お客様の反応を見る観測気球的な要素が多分にあり、まずはあまり多くない数量で生産しておいて、上記でも書いたように売れ行きや反応によって通年製品へと変わったり生産終了になったりもします。「いいな」と思ったら、とりあえずのご発注をお勧めします。
ということで、名入れ可能な既製品についてざっくりとご紹介させて頂きました。上記以外にも名入れ可能な既製品は色々とございますので、ぜひお気軽に「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所までお問い合わせをお願いします。
もちろん、お好みの素材や仕様で製作するフルオーダー製品についてもお問い合わせ・お見積もりのご依頼をお待ちしております。
おまけ
二年前の11月、神戸の須磨離宮公園にて秋に咲く十月桜と紅葉のコラボ。今年こそは再訪したいものです。