第6波へのおそれとそれに対する準備は怠ってはいけないのでしょうが、コロナの感染者も順調に減りつつある昨今、ここであなた(やあなたの会社)が、イベントや普段使い用に不織布バッグ不織布の巾着袋を作ろうと思い立ったとします。
まずは中に入れるもののサイズを考えて大きさと形状など(形状を決める際については以前の記事をご参考にどうぞ)を決め、さてそこからどの様にオリジナリティを出すか。そんな時に手軽に追加できるカスタマイズを、今回は簡単にご紹介させて頂きます。

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印刷

何でもない不織布バッグを他と差別化するのに、一番手軽でわかりやすいのはお店や会社のロゴやURLを印刷することでしょう。
シンプルにワンポイントのロゴを入れるだけでもバッグの印象は引き締まりますし、ゴージャスに大きな柄を入れても引き立ちます。もちろん会社やお店の宣伝にもなりますので、最初に考えてみても良いポイントでしょう。
基本は一色か二色のシルクスクリーン印刷となりますが、他にもいくつかの印刷方法があります(不織布への印刷方法についてはこちらをご覧ください)。

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生地の多色使い

持ち手やマチの部分、あるいはワンポイントにネームタグなどを本体と違う生地色にしてみるのはいかがでしょうか。生地色一色で作った不織布バッグよりも格段に目立つものになりますし、本体に印刷した色と生地色を合わせたりすると、ぐっと統一感が増します。違いを引き立てあう補色にするのか、同系統の色で全体の印象を合わせるのか、生地色の組み合わせを考えるのも楽しい作業になるに違いありません。

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ポケット

内ポケットをつけるのは基本的には実用上のカスタムになりますが、外ポケットについてはその他にデザインとしてのメリットもあります。本体と違う生地色を使うことで上の多色使いと同様の効果を得られますし、ポケットだけ違う素材を使っても面白い効果があります。
下記の画像は先日の記事でもご紹介した弊社「fukuroyasan.jp」のサンプルバッグですが、こちらは不織布二色使いのバッグに外ポケットとして生成りコットンを使っています。
これは単なる質感の違いだけでなく、コットン生地は不織布に比べて生地のきめが細かいので、印刷するQRコードのサイズが小さくても読み込めるという、デザインと実用を兼ね備えたメリットがあります。

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マジックテープ・プラホック・ファスナー

これらは基本的に袋の口を閉じるために付け加えられる実用上のパーツですが、袋の内側につけられるマジックテープ以外の二つは外からも見えるため、デザイン上のワンポイントにもなります。目立たせないようにする時にはマジックテープを、デザインに活かすことをお考えならプラホックを使い、口を完全に閉じることが必要ならファスナーを使うという、それぞれの特徴による使い分けが可能です。

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その他

これまでとは違う、大きなカスタマイズになりますが、例えばバッグの表面にEVA生地や透明PVCなどを重ねて縫製し、印刷によってデザインに立体感を出す方法や、逆にバッグの内側にアルミ蒸着シートなどを重ねて保冷バッグにするという実用上のカスタマイズもあります。

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最後に

ここであげたのはどちらかというと基本的なカスタマイズですが、この他にもアイデア次第でカスタマイズの手段は数多くあります。
例えば弊社の人気製品である「不織布グラスホルダー」は、最初にフルオーダーメイドの「ワイングラスホルダー」として形になりましたが、現在も既製品として販売している基本のワイングラスホルダーから、ポケットや箸入れなどを付け加えたり、基本的な形はそのままにそれぞれの容器に合わせたサイズの「お猪口ホルダー」や「ビアカップホルダー」など、お客様のご要望に合わせた多様な派生品が製作され、お猪口ホルダーについてはワイングラスホルダーと同様に既製品としての販売も行われています。

不織布グラスホルダー

もちろん弊社では、不織布バッグに限らず紙袋ポリ袋、タイベックやポリエステル布製品など、様々な素材の製品を製作させていただいておりますので、アイデアを実際に形にしたいという方はお気軽に「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所にご相談下さい。
また弊社で製作させて頂いた製品の一部は「尾崎紙工所の製作事例」に掲載しておりますので、ご覧いただければ幸いです。

おまけ

気がつけば10月も半ば、間も無く大阪にも紅葉のシーズンが訪れるはずです。そろそろ外出して紅葉狩りしても良いか、それとも今年も控えるべきか。これまで遠出を控えてきた経験が、少し気後れさせます。でも観に行きたいなぁ。

以前の紅葉