今日8月23日は暦の上では「処暑」。暑さがおさまる時期とはなっていますが、まだまだきびしい気温が続きます。本文をお読みいただいている皆様も、お身体に気をつけて日々をお過ごし下さい。
さて、今回のタイトルの「持ち手」ですが、これはもちろん「その紙袋を持っている人」という意味ではありません。紙袋は「取っ手(ハンドル部分)」によって大きくイメージが変わるというお話です。以前にもこちらやこちら、またこちらなどでご紹介させて頂きましたように、持ち手はサイズや印刷、表面加工などと並び、紙袋のイメージを決定するとても大きな要素の一つ。そして今回お勧めするのは、紙袋の中では単価が安く大量生産向けであるフレキソ印刷の紙袋の、さらに安価な持ち手である紙平紐のバリエーションです。
フレキソ紙袋を製作する際は、まずは「大量に安く紙袋を作りたい」というところからのスタートだと思われますが、そんな時でもマチ部分にも印刷(紙袋の印刷についてはこちらやこちらも参考にしてみて下さい)をしたり、PP紐や紙単紙のカラー持ち手を使ったりと、紙袋に個性を持たせるテクニックはいくつもあります。
ですが、こと紙平紐が選ばれる際には、「一番安価だから」という理由での選択がほとんど。色についても無頓着になり、白や黒、未晒色の三色が選ばれることが非常に多くなります。
もちろん通常でも何万枚と製作されるフレキソ紙袋用の持ち手ですから、オリジナルカラーの紙平紐を作るとなれば、最小ロットでも万の後ろに0がいくつか付く量となりほぼ不可能。とはいえ、実は紙平紐の持ち手でも、いくつかの色見本からの選択は可能なのです。
上の画像がその色見本帳で、白や黒、未晒以外にも、赤・青・黄・緑などでカラーバリエーションが10色はあります。
他の持ち手と比べれば少ないかもしれませんが、それでも持ち手の色を選ぶことで、紙袋本体の印刷に合わせたトータルのデザイン、例えば本体と同系色にして一体感を出したり、逆に持ち手の色だけを変えることでコントラストを狙うことも可能になります。
価格も他の持ち手を使うよりもちろん安いので、「大量に安く、でもそんな中でもちょっとデザインに力を入れたフレキソ紙袋を作りたい!」という方にはお勧めの選択肢です。
お問合せ・お見積りは弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所までお気軽にどうぞ。
タイトルでも言った通り、紙袋は持ち手で結構イメージが変わりますよ。(と)