弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所では、ポリエステル系の素材を使った製品を何種類も取り扱っていますが、その中に「ポリエステル420D」という素材があります。このカテゴリーの中では人気やコストの面でポリエステル600Dに一歩譲りますが、意外と耐久性・強度・印刷品質・素材の持ち味の独特さでは他の素材に負けない物を持っていますよ。
ポリエステル420Dバッグ01

世間でこのポリエステル420Dがバッグに良く使われている所と言えば、一番多いのは多分「エコバッグ」だと思います。スーパーに持っていって、レジ袋不要とする代わりに使うアレです。なぜエコバッグによく使われるのか?ちょっと考えてみますと、一つにはやはり強度!!でしょう。買い物をてんこもりした後、全ての商品を詰め込んで破れない。ポリエステル600D不織布と比べてしなやかである。尖った物を入れても裂けにくい。それを日常的に何度も何度も繰り返しても使えるタフな素材。といった所でしょうか。
ポリエステル420Dバッグ02

もう一つは、コンパクト性です。薄い素材なので折り畳み、ボタン等でパチンと留めるとポケットに入ってしまう手軽さです。買い物に持っていく時でも全然邪魔になりません。使うときには広げて大きくなる。日常的にバッグに入れておくのに何の問題もないです。これはかなりポイント高いですね。
ポリエステル420Dバッグ03

その他、ポリエステル600D不織布と比べて印刷品質も悪くなく、どちらかというと素材の表面の平滑さからは細かい印刷にも適していると思います。このポリエステル420Dの特徴を活かせるバッグがないか、ちょっと考えてみますと・・・

例えば、オリジナルの「輪行袋」などはどうでしょうか?と言いましても、輪行袋ってなに?みたいに思われるかもしれません。実は私も先月まで輪行袋ってなに?状態でしたのですが・・・wikipediaによると「鉄道等の公共交通機関に自転車を持ち込む(輪行)際に使用する袋」とあります。要するに自転車をいくつかの部品に分けて運んだり、折り畳んで入れて運ぶ袋なんですが、ポリエステル420Dはその点、自転車の持ち運びに十分耐える素材ですし、自転車を組み立てた後は折り畳んでコンパクトになるしで、その場の思いつきにしてはかなり適してるんじゃないでしょうか?単純に大きな袋を作り、それに持ち手と、袋の口を閉じるマジックテープなどを付け加えるだけでいけそうです。

一つしか思いつけませんでしたが、次のブログ記事までにはなにか考えておきます。今回はポリエステル420Dというマイナー?素材の紹介でした。バッグにてんこもり荷物を入れる方(「ニッポンの社長」の右の人は嫌いらしいですが)は弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所までお気軽にご相談下さい!!!