新年あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
今年最初のオーダーメイドの知識のブログです。
一般的な手提げ袋の形状には、「平袋」と「角底」と「舟底」があります。
「平袋タイプ」はどこにもマチがない袋です。底にマチをつけた形状も可能です。
「角底タイプ」は横、底にマチがある袋で、一般的な手提げ袋によくある形状です。必ず「横マチ = 底マチ」になります。
「舟底タイプ」はトートバッグによくある形状で、底にマチがあり舟の形をしている事からそう呼ばれています。
マチとは奥行きや袋の厚みの事で、言葉に表せばこのような感じです。
オーダーメイドで手提げ袋を生産する時には、実際の物を入れる大きさから袋のサイズを考えるのが一般的です。しかし「角底」と「舟底」と同じ横幅(W)の場合、同じ物を入れる事ができない場合があります。
イラストを例に説明させて頂きます。
「角底」の大きさを決める場合、横幅(W)と高さ(H)とマチ幅である程度目安はつきます。
しかし「舟底」は横にマチがありませんので、実際物を入れると袋の横幅(W)が縮小します。ですから「角底」と同じサイズで「舟底」を作ろうとすると、物が入らないケースが発生します。
「舟底袋」は折りたたんだ状態の底幅と同じサイズ以下の物しか入れる事はできません。
●舟底の底幅の計算方法は、「底幅 = 横幅(W)−マチ」になります。
イラストの例ですと、横幅(W):400mm、マチ:90mmですので、
310(底幅) = 400 – 90(mm)
となります。
お見積もり・お問い合わせは、尾崎紙工所までお気軽にどうぞ。
経験豊富なスタッフがコストも含めて親切丁寧にご説明、ご提案させて頂きます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回をお楽しみに!