前回に続き、不織布への印刷のお話です。
デザインには文字や線も含まれる事でしょう。最近ではホームページアドレスなども当たり前になってきました。
それでは早速、実際の仕上りを見て頂きましょう!
【 その2 〜文字や線などのデザイン〜】
不織布の特性は、前回でもお話しました通り生地に凹凸があるため、文字や線の細さにより擦れてしまう事があります。特に明朝体などの線の細い箇所は注意が必要です。
弊社では線幅の安全ラインは、最低1mm以上を推奨しています。
ただしベタヌキの文字や線の場合は、周りのインクが入ってくる為、更に余裕のある線幅が必要となってきます。(※<写真1>では「Through Package」)
下の弊社ホームページアドレス「www.fukuroyasan.jp」と同じ線の太さですが、ベタヌキの方が細くなってしまいます。
<写真1>
不織布の生地は凹凸がありますので、印刷時にくぼみの部分にインクが入り、綺麗に再現できない場合があります。
<写真2>
【 その3 〜ベタのデザイン〜】
広範囲なベタ印刷は比較的ムラになりやすく、生地と印刷色の配色によっては、仕上り的にあまり美しくならない場合があります。
写真では青の生地色に白のベタ印刷です。ムラになると、生地色が透けてきます。
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